VOICES
先輩看護師
生まれ育った糸魚川が大好きです!
消化器外科 脳神経外科 / 2023
水嶋 千佳
ミズシマ チカ
糸魚川は、海と山に囲まれた大自然にあふれた町です。空気は澄み、優しい人たちが多く、そんな糸魚川が大好きです。大学卒業と同時に糸魚川に戻り大好きな地元に恩返しがしたいと思い糸魚川総合病院に入職することを決めました。
主に術前・術後の管理と術後の回復に向けての援助を行っています。毎日、少しでも回復していく患者さんの姿を見て、自分のことのように嬉しさを感じています。また、患者さんが退院する時やできることが増えたとき、「あなたのおかげです。ありがとう」と、感謝されたときや笑顔を見れたときに看護のやりがいを実感しています。糸魚川総合病院は1人の新人に対して1人のプリセプターがいます。プリセプターは私と年齢が近く、親身になって話を聞いてくれます。先輩たちの指導は細かく丁寧で、とても働きやすい環境です。
患者さんの気持ちに寄り添って看護をしていきます。
長岡中央綜合病院 / 2021年
佐藤亘
wataru sato
県内4年制の専門学校を卒業後、長岡中央綜合病院に就職。現在腎糖尿病、内分泌内科病棟に勤務。1年間の新人教育プログラムを終了し2年目となる。保健師の資格を活かして患者の生活指導に力を入れている。
祖父の入院がきっかけで長岡中央綜合病院に入職しました。1年間の新人教育プログラムは多岐にわたり楽しく学ぶことができました。現場ではプリセプターや実地指導の先輩に支えられて1年間を過ごしました。
学校の実習はコロナのためになかなか臨床に出られなかったので、就職した直後は不安でした。特に患者さんや大勢のスタッフとコミュニケーションをとるのに、最初は慣れませんでした。学生のうちからコミュニケーションを意識しておくといいと思います。
写真は真ん中が私、向かって左がプリセプター、右が実地指導者です。二人とも何でも相談できる頼りになる先輩です。
患者さんが少しずつ回復し、機能を取り戻していくところに看護の力を感じます
新潟医療センター / 2021年
岩崎由希乃
yukino iwasaki
新潟市内の専門学校を卒業。
急性期から回復期、緩和ケアと幅広い医療を提供している新潟医療センターで脳神経内科、脳神経外科病棟に勤務している。
1年間の新人教育研修プログラムを終え2年目としてスタートした。
現在脳神経内科、脳神経外科に勤務しています。話せない、動けない方が多く、治療やリハビリに加えて、日常生活支援が欠かせません。寝たきりだった方が、少しずつ機能を取り戻していく、その積み重ねが嬉しいです。病院には認知症サポートチームや摂食嚥下チーム、呼吸ケアチームなどの専門チームがあり、適切な助言をもらえるので、日々勉強になります。写真の右は精神科認定看護師、左は公認心理士で真ん中が私です。職場には目標にする先輩がたくさんいます。
緩和ケアで大切なのは、
患者さんが「どう生きたいか」を理解すること。
長岡中央綜合病院 外来 緩和ケア認定看護師 / 2005年入社
今井 多恵子
Taeko Imai
小千谷市出身。資格を持ち、人と関わる仕事をしたいと考え、看護学校へ。
2005年からJA新潟厚生連 長岡中央綜合病院に勤務。
10年以上産婦人科に勤務後、呼吸器センターを経て2018年に外来へ異動。同年、緩和ケア認定看護師に。
緩和ケア認定看護師の私は、専門医、臨床心理士、薬剤師、リンクナースによって構成される「緩和ケアチーム」で、がん患者・家族に向き合っています。多職種との連携など、それぞれの特性を活かし、チームとしての能力を最大限に発揮することを心がけています。
何回か会って話をした患者さんと再会した時に「会えてよかった」と言われるのは、うれしい瞬間です。この仕事で重要なのは苦痛の緩和に加え、何をしたいのかを聞き、患者さんが「どう生きたいか」を理解し、同じ方向を向くことです。「ペットに会いたい」という患者さんの希望をかなえたこともありました。緩和ケアに答えはありませんが、こんなケアができたという経験は家族の今後の人生にも役立ちます。
もともと院内の緩和ケア委員会に所属していた私は、新潟県看護協会による認定看護師の教育計画を知り、自ら希望し、半年間、研修センターで教育を受けました。その間も給料保証があり、職場に戻れる安心感もあり、研修に集中できました。
私自身も認定看護師の一年生。他のスタッフとともに患者・家族の悩みが軽減されるように、これからも向き合っていきたいと思います。